The口臭生理的な口臭食べ物や飲み物を口にしない時間が長かったり、黙っていると唾液の分泌量が減り、口の中のサイキンが一時的に増えてにおいを発する状態を生理的な口臭と呼んでいます。生理的口臭は、空腹時や緊張時といった唾液の分泌が少なくなる場合に見られる「一時的な臭い」であることが特徴です。 空腹時の口臭*朝普段特に口臭を感じたことのない人でも、朝起きたときに歯や口の中がネバついていたり、微かな臭いを感じる事もあると思います。就寝中には、唾液の分泌が極端に少なくなるため、口の中で繁殖している菌を洗い流す作用も弱くなります。また、口の中が乾燥することにより粘膜は剥がれやすくなり、サイキンの増えやすい環境をつくっています。朝起きた時に口臭が強く感じられるのはこのためで、海外ではハンガーブレスやモーニングブレスなどと呼ばれています。 *食事前朝食を食べずにいると、昼食前に口臭を感じることがあります。また、会社で働いている人などは、夕飯前の帰宅時ににおいがするという人もいます。空腹になると、口の中の代謝活動が鈍くなり、起床時と同じようにサイキンが増えやすい環境になっています。さらに、空腹を感じている状態の体内では、血液中の代謝物が上手く排出されにくくなっていることも多く、体臭が全体的に強くなると息にも臭いが感じられるようになります。 緊張時の口臭緊張時に口臭が強くなるのは誰にでも起こりうる一般的な生理現象です。人は、失敗してはいけない、という場面になると緊張してストレスがかかります。このストレスによって一時的に胃や腸などの消化器官にある消化液の分泌量が低下します。口の中でも同じように唾液の分泌量が減りってしまいます。そのため、緊張すると口の中が乾燥して臭いを発しやすい環境になってしまいます。 運動時の口臭スポーツをしている時や、長時間身体を動かして汗をかいたときにも、口の中が乾燥していると感じますよね。身体を動かすと汗をかいたり、血液によって体中から集められた疲労物質を尿として排出するために水分が沢山必要になります。そのため唾液の分泌量は減り、口の中が乾燥して口の中がにおいやすくなります。また、運動中は口呼吸になっている事も多くさらに口腔内が乾燥しやすくなります。運動時や運動後の口臭を防ぐためには、運動前から運動後までこまめに水分補給をすることが大切です。 年齢による口臭*赤ちゃんの口臭生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、口臭の原因となるサイキンはほとんど存在していません。空気に触れたりミルクを飲むことで必要なサイキンが口の中に存在するようになりだんだんと増えていくので、サイキンやミルクのカスなどが臭うようになる事もあります。赤ちゃんは大量のよだれで口の中をキレイにしていますから、少し臭いを感じたとしても問題はありません。また、ミルクを上手く消化できない場合には、ミルクと消化液の臭いが口臭として感じられる場合もありますが、これも乳幼児には正常な口臭といえます。 *加齢臭口臭にも年齢と共に加齢臭が加わってきます。若いときには、新陳代謝が活発で、口の中の免疫力も強く攻守の原因となるサイキンの活動を抑えることができます。しかし、年齢と共に唾液の分泌量が減ってきたり、血液中の老廃物の排出が滞ってしまうと息にもにおいがつくようになります。また、年齢と共に唾液に含まれる乳酸などの物質が減ってしまうのも、口臭を強くする原因の一つといわれています。 |
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