The口臭唾液唾液は消化を助けるというだけでなく、口臭を防ぐための大切な鍵でもあります。酸素をたっぷり含んだ良い唾液が正常に分泌されていると口臭はほとんど感じられません。反対に口臭がある人の唾液は水分が足りなかったり、正しく分泌されていないことが多く在ります。 唾液の働き*口の中を正常に保つ唾液には水分のほかに色々な成分が含まれていて、消化を助けたり口の中を正常に保つという働きがあります。唾液腺からは、刺激を受けていない状態でも常に一定量の唾液が出ていますが、食べ物を食べたあと酸性になっている口腔内を中性にするという働きがあります。また、口の中に残った食べ物や歯についたサイキンのカスを洗い流すのも唾液の役割の一つです。また、さらっとした唾液には酸素が沢山含まれているため、口臭の原因となる嫌気性菌の繁殖を抑えることができます。 *臭いを作り出す唾液腺からでた唾液は通常、ph6以上の弱アルカリ性で、さらっとしています。しかし、口の中に長期間とどまった状態になっていると、歯垢やサイキンが繁殖し、ネバネバとした唾液となります。口の中が乾燥しないようにある程度粘り気があるのが普通ですが、口の中が粘ついたと感じている時は口の中でサイキンが繁殖しているか、唾液の水分が足りなくなっているドライマウスの可能性があります。唾液の分泌量が十分でない場合、唾液は口の中を正常に保つことが出来ず逆にサイキンの繁殖地になってしまい、唾液が臭いを作り出すことになっています。 *分泌量唾液には、何もしていない状態でも自然にでている「安静時唾液」と、すっぱいものを食べたときに出る「腺唾液」、食べ物を食べるときの咀嚼時にでる「混合唾液」の3種類があります。この3種類の唾液をそれぞれ測定した時に、正常に唾液が分泌されている人の場合、一分間の唾液の分泌量が1.5mlくらいになります。しかし、一分間に0.7ml程度の分泌量しかない場合、歯周病や虫歯になりやすく唾液中のサイキンも繁殖しやすいため、唾液自体に臭いがついてしまったり、口腔内の口臭の原因を作りだすことになります。 唾液の成分と口臭の関係*水分唾液の99%以上は水分です。そのため体内の水分が足りなくなると唾液の分泌も悪くなります。ドライマウスによる口臭を予防するためには水分補給は欠かせませんが、ポリフェノールを含んでいる緑茶や烏龍茶には唾液を分泌させる働きがあるためお勧めできません。 *酵素唾液の中には2種類の違った働きをする酵素があります。1つは食べ物のカスを分解して発酵し臭いを作り出す消化酵素です。もう1つの酵素は、殺菌作用のある酵素で口の中に不要なサイキンが身体の奥に入らないようにしています。 *たんぱく質唾液に含まれているたんぱく質は、口の中にある有害な物質から身体を守る働きがあります。唾液の中にたんぱく質があるおかげで、歯周病などのカンセンを押さえ口臭を防ぐことができますが、免疫力が低下している場合、状態の唾液には含まれているたんぱく質が少なくなっていることがあります。 *ガス唾液には口臭の原因となるガスも含まれています。口臭の原因となるにおいのあるガスは窒素や炭酸ガスなどで、食べ物のカスが分解されたり、サイキンによって発酵したときに発生します。しかし、唾液には大量の酸素も含まれており、十分な酸素を含んでいる酸素は口臭を防ぐ働きがあります。 *尿素尿素は唾液中のたんぱく質や窒素を含む物質が分解されるときに反応して、刺激のある臭いをもつアンモニアガスなどを作り出します。この窒素自体にも独特のにおいがありますが、そこから生まれるアンモニアガスは、特に不快な口臭として感じられるものです。通常、強いにおいを感じることはありません。 |
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